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【子連れ狼】D1-A2
0 小高い丘の城跡の
崩れかけた東屋で
その子は父を待っていた
この日の朝には
帰るはずの父であった
それが 三ツ目の朝となり、
四ツ目の夜が来き
五ツ目の朝が雨だった
1 しとしとぴっちゃん
しとぴっちゃん しとぴっちゃん
哀しく冷たい 雨すだれ
おさない心を凍てつかせ
帰らぬ 父を待っている
父の仕事は 刺客ぞな
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
涙かくして 人を斬る
帰りゃあいいが 帰らんときゃあ
この子も雨ン中 骨になる
この子も雨ン中 骨になる
あ…大五郎 まだ三才
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
2 ひょうひょうしゅるる
ひょうしゅるる ひょうしゅるる
寂しくひもじい 北風
こけし頭をなでていく
帰らぬ 父はいまどこに
父の仕事は 刺客ぞな
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
涙かくして 人を斬る
帰りゃあいいが 帰らんときゃあ
この子も風ン中 土になる
この子も風ン中 土になる
あ…大五郎 まだ三才
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
ひょうひょうしゅるる ひょうしゅるる
0 六ッ目の朝 霜が降りた
季節の変わり目をつげる 別れ霜が
3 ぱきぱきぴきんこ
ぱきぴきんこ ぱきぴきんこ
雨風凍って 別れ霜
霜踏む足が かじかんで
父を探しに 出ていく子
父の仕事は 刺客ぞな
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴきんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴきんこ
涙かくして 人を斬る
帰りゃあいいが 帰らんときゃあ
この子も霜ン中 こごえ死ぬ
この子も霜ン中 こごえ死ぬ
あ…大五郎 まだ三才
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴきんこ
ぱきぱきぴきんこ ぱきぴきんこ
【心の旅】A1-C3
0 あーだから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中
1 旅立つ僕の心を 知っていたのか
遠く離れてしまえば 愛は終るといった
もしも許されるなら 眠りについた君を
ポケットに詰め込んでそのまま連れ去りたい
あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中
2 にぎやかだった街も 今は声を静めて
何を待っているのか 何を持っているのか
いつもいつの時でも 僕は忘れはしない
愛に終りがあって 心の旅が始まる
あー だから今夜だけは 君をだいていたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中
あー だから今夜だけは 君をだいいたい
あー 明日の今頃は 僕は汽車の中
【心の糸】C1-E3
1 そして陽が昇り 朝の幕があく
昨日までの 悲しみ
洗い 流すように
覚えてて あなた
私が ここにいることを
忘れないで あなた
歩いた 道の ほとり
心の糸を たどりながら
過ぎし日を 重ねてみたい
心の糸を 手さぐりながら
夢の続き 捜していたい
2 時を巻き戻す ことが出来たなら
涙なんか 見せずに
生きて これたけれど
ありふれた日々を
送れる ことの幸せを
まぶた閉じて 一人
今更 ながら 思う
心の糸を ほどかないで
この街を 捨てて行けない
心の糸を 結び直して
俯むかずに 歩いて行くわ
3 心の糸を ほどかないで
この街を 捨てて行けない
心の糸を 結び直して
俯むかずに 歩いて行くわ
【恋する夏の日】D1-F2
1 あなたを待つの テニスコート
木立ちの中残る 白い 朝もや
あなたは来るわ あの道から
自転車こぎ 今日も 来るわ
今年の夏 忘れない
心に秘め いつまでも
愛することを 初めて知った
二人の夏よ 消えないでね
どうか ずっと
2 あなたが走る テニスコート
眩しいのよ白い シャツの あなたが
ベンチで休む 二人のため
涼しい風吹いて 来るわ
今年の夏 誰よりも
私は今 幸せよ
愛することを 初めて知った
二人の夏よ 消えないでね
どうか ずっと
今年の夏 美しく
心の中 残るでしょう
愛することを 初めて知った
二人の夏よ 消えないでね
どうか ずっと
【恋におちて -Fall in love-】G1-C1
1 もしも願いが かなうなら
吐息を白い バラに変えて
逢えない日には 部屋中に飾りましょう
あなたを想いながら
Daring, I want you 逢いたくて
時めく恋に 駆け出しそうなの
迷子のように 立ちすくむ
わたしをすぐに 届けたくて
ダイヤル 回して 手を止めた
I'm just a woman fall in love
2 If my wishes can be true
will you change my sighs?
To roses, white roses,
decorate them for you.
Thinkin' bout you every night
and find out where I am.
I am not livin' in your heart.
Daring, I need you どうしても
口に出せない 願いがあるのよ
土曜の夜と 日曜の
あなたがいつも 欲しいから
ダイヤル 回して 手を止めた
I'm just a woman fall in love
3 Daring, you love me 今すぐに
あなたの声が 聞きたくなるのよ
両手で頬を 押さえても
途方に暮れる 夜が嫌い
ダイヤル 回して 手を止めた
I'm just a woman fall in love
4 Don't you remember
when you were here?
Without a thinking
we were caught in fire.
I've got a love song
but where it goes?
Three loving hearts are
pulling apart of one.
Can't stop you, can't hold you,
can't wait no more
I'm just a woman fall in love
I'm just a woman fall in love
【恋のメキシカン・ロック】C1-D2
0 メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
1 ギララ眩しい太陽 肌にやけつく太陽
真昼の海で 出逢った二人
君の瞳は サパタブラック
君の唇 マタドールレッド
なんて素敵な セニョリータ
信じられない セニョリータ
も一度言って 好きだと言って
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
2 恋の酒なら テキーラ
ラテン・ロックで踊ろう
指先からでも 心はかよう
僕の気持ちは メキシカン・パッション
君のスタイル メキシカン・ファッション
みんな見てるぜ君を
しびれちゃったよ僕も
パンチのきいた ロックとルック
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
3 君は楽しい 太陽娘
君は陽気な イエローダリヤ
今夜初めて マニャーナ
言ってみたんだ マニャーナ
別れの言葉も いかしているぜ
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー
【恋をするなら】E1-E2
1 焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば
夜はバラ色 夜明けもバラ色
今日も明日も 明後日も
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば
2 世の中なんて 忘れよう
恋をするなら 愛するならば
男心も 女の心も
とけて一つに なっちまう
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば
3 チャームになるさ ハンサムに
恋をするなら 愛するならば
恋のマッチを 二人ですろうよ
擦れば火がつく 紅い火が
AAA III EEO AIO
焔のように 燃えようよ
恋をするなら 愛するならば
愛するならば 愛するならば
【極楽浄土】E1-A2
1 月明かり昇る刻 灯る赤提灯
祭囃子の合図 二人蝶が誘い出す
ちょいと覗いて 見てごらん
迷い込めば 抜け出せない
楽しいことが したいなら
おいでませ極楽浄土
歌えや歌え 心のままに
アナタの声を さぁ聞かせて
踊れや踊れ 時を忘れ
今宵 共に あゝ狂い咲き
2 美しく咲く花も いつか散りゆくもの
それならこの一夜を もっと熱く愛したい
ちょいと 「いいこと」 いたしましょう
これは夢か幻か
嘘も真も 無い世界
ゆきましょう 極楽浄土
歌えや歌え 心のままに
乱れる髪 息も気にせず
踊れや踊れ 時を忘れ
今宵 共に あゝ狂い咲き
ちょいと 「いいこと」 いたしましょう
嘘も真も 無い世界
ゆきましょう 極楽浄土
歌えや歌え 心のままに
アナタの声を さぁ聞かせて
踊れや踊れ 時を忘れ
今宵 共に あゝ狂い咲き
今宵 アナタと 狂い咲き
【秋桜】B1-F3
1 淡紅の 秋桜が 秋の日の
何気ない 陽溜りに 揺れている
此の頃 涙脆く なった母が
庭先で 一つ 咳をする
縁側で アルバムを 開いては
私の 幼い日の 思い出でを
何度も 同じ 話し 繰り返し
独言 見たいに 小さな 声で
こんな小春日和の 穏やかな日は
あなたの 優しさが 浸みて来る
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話なしに 時が変えるよ
心配いらないと 笑った
2あれこれと 思い出を たどったら
いつの日も 一人では なかったと
今更 乍ら 我儘な 私に
唇 かんで います
明日への荷造りに 手を借りて
しばらくは 楽し気に いたけれど
突然 涙 こぼし 元気でと
何度も 何度も 繰り返す 母
ありがとうの言葉を 噛みしめながら
生きて 見ます 私なりに
こんな小春日和の 穏やかな日は
もう少し あなたの 子供で
いさせて ください
【粉雪】E1-D3
1 粉雪 舞う季節は いつもすれ違い
人混に紛れても 同じ空見てるのに
風に吹かれて 似たように 凍えるのに
僕は君の全てなど 知ってはいないだろ
それでも一億人から 君を見つけたよ
根拠はないけど 本気で思っているんだ
些細な言い合いいもなくて
同じ時間を 生きてはいけない
素直になれないなら
喜びも悲しみも 虚しいだけ
粉雪 ねえ 心まで白く 染められたなら
二人の孤独を分け合う ことができたのかい
2 僕は君の心に 耳を押し当てて
その声のする方へ すっと深くまで
下りていきた そこでもう一度会おう
分かり合いたいなんて
上辺を撫でて いたのは僕の方
君のかじかんだ手も
握り締めることだけで 繋がってたのに
粉雪 ねえ 永遠を前に あまりに脆く
ざらつく アスファルトの上
シミになっていくよ
粉雪 ねえ 時に頼りなく 心は揺れる
それでも 僕は君の事 守り続けたい
粉雪 ねえ 心まで白く 染められたなら
二人の孤独を包んで 空に返すから
【荒城の月】A1-C3
1 春高楼の花の宴
巡る盃 影さして
千代の松が枝 分け出でし
昔の光 今いずこ
2 秋陣営の 霜の色
鳴きゆく雁の 数見せて
植うる剣に 照り沿いし
昔の光 今いずこ
3 今荒城の 夜半の月
変わらぬ光 誰がためぞ
垣に残るは ただ葛
松に歌うは ただ嵐
4 天上影は 変わらねど
栄枯は移る 世の姿
映さんとてか 今も尚
嗚呼荒城の 夜半の月
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